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「体験談」
さあ、今日からワンネスプロセスコース(エンライトメント21日間コース)がいよいよスタートするんだ・・・そんなことを思いつつ窓の外に目をやると、窓の外にはどこまでも続く乾いた大地と、そこからわずかに顔を出す緑の草木・・・そしてゴミ捨て場・・・。
なぜ我々の部屋の前に、こんなゴミ捨て場があるのだろう・・・などと考えが浮かぶ・・・あまりいい気分ではないが、これがインドなのだと自分を納得させる。
二週間という日々が流れていったある夜、コースで私を担当しているガイドから個人ミーティングがあり、色々と疑問に思ったり、悩んでいる事を聞いて頂いた。
私は、なぜ神は人間に苦しみというシステムを与えたのか、魂とは何なのか、などを質問したと記憶しています。
今思えば少々恥ずかしい気もしますが、その時は真剣そのものでした。
私はいままで様々なスピリチュアル系のセミナーに参加したり、そちら系の本を読みあさったりと、とにかく真理に少しでも近づきたいという思いから、頭で考える癖がついていました。考えつくして結局迷宮入りし、にっちもさっちもいかない状況に追い込まれるといった感じで、知り合いにもあまり考え過ぎない方が良いとよく言われていました。
こんな自分の為にとしか考えられない様なセッションが、その次の日にありました。
「東から昇る太陽を西から昇る様に出来ますか?海水を全て真水に変えることが出来ますか?宇宙の始まりをその目で見ることが出来ますか?」という内容でした。
・・・いくら考えてもしかたのないことに囚われ、それが苦しみを作り出す原因だとも気づかず・・・悟りとは、悟りたい悟りたいと思っている内は悟れず、そのことに囚われなくなった時に悟りの状態がやってくる。さらに悟るべきものすら何も無く、自分という存在すら錯覚であり何も無いのだ・・・まさに目から鱗でした。
| (注釈:ワンネスユニバーシティの講義内容は、特定の信仰・教義とは関係ありません。スピリチュアルや禅などの悟りといった言葉・概念は、それぞれの方が育ってきた文化、教育、自らの体験などから来る、ある一つの見方です。) |
そのセッションを終え、自分の部屋に帰り、もう二週間近くも日課となっている窓の外を眺めていると、あのいつものゴミ捨て場に火がつけられ燃えているではありませんか。
その時です。
肩の力がふっと抜けて、「あぁーもう何も考えなくても良いんだ、もう何も追い掛けなくて良いんだ」という気持ちになり、すっきりした感覚を味わいました。
そして、このときになって初めて、ゴミ捨て場がなぜ私の部屋の前に有ったのかが分かったのです。それは、「あなたの内側に溜った無駄なチャージを捨てて楽になりなさい」というプレゼンスからの贈り物だったことを・・・
このことに気づいた時には、二週間で流した涙の倍近くの涙が、まさに自分の体は自分の体ではないというのが分かるほど流れ落ちていました。
21日間コースを終え、いま私は、目の前にあるみかんを味わいながらむき、みかんのひとつひとつを味わいながら口に入れる生活に一歩一歩近づきつつあると感じています。
最後になりましたが、私の部屋の人が言っていたどうしようもないけど面白いギャグで締めくくりたいと思います。
ゴミ捨て!ナマステ!
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